2025年5月2日
こんにちは、本ページではRFID関連の情報を集めてご紹介してまいります。
RFIDの業界で新しい使われ方やこんなユーザー様が使用されている等、各社のニュースリリースより探してご紹介をしてまいります。
定期的にご紹介をできるようにニュースを集めてまいります!
タグプロ+ではRFIDに関する様々な情報を集め、ご紹介しております。
本日は、04/26~05/02で見つけたRFIDに関するニュースをご紹介します。
国内のNewsが、1本 / 海外のNewsが、3本となります。
<国内のNews>
積水樹脂、RFIDの誤認識課題を解決する透明電波吸収ソリューション「DENBOW」 第一弾として「ウォークスルーゲートシステム」を発売
⇒積水樹脂株式会社が、ウォークスルーゲートシステムを発売しました。透明電波吸収パネルを活用し、移動方向検知の読み取り機能も実装しております。
厚みは、5.0mmで透過率68%といった特徴を持っております。物流・アパレル・倉庫等で利用されているRFIDの誤検知を減らす働きが見込まれます。
電波吸収体よりも性能が高く、厚みも薄いということで作業場所の確保や目検知等、現場での改善が見込まれそうです。
<海外のNews>
Avery Dennison opens first India-based RFID production facility
⇒Avery Dennisonが、インドにInlayならびにLabelの製造工場を開設しました。
インド市場に特化したInlay『AD Cobra』も併せてリリースしました。高温・多湿等の厳しい環境条件で対応が可能です。
Avery Dennison社は、インドで初のARC認証のRFIDメーカーとなります。
今後はインドからRFIDの事例増加や新しいInlay・Tagの情報が出てくることを楽しみにしております。
6 Steps That Could Spur Higher RFID Implementation
⇒薬局業界におけるRFIDの導入を進めるための6つの戦略について触れられております。
1.対象製品を適切に絞る・・・すべての製品に付けるのではなく、本当に必要な製品の選定から始める
2.スペースの制約・・・薬剤師以外のタグ付けができるプロセスの構築
3.将来を見据えてROI(投資収益率)の最大化・・・トレーやキットだけでなく、電子カルテや冷蔵・冷凍庫への統合
4. 相互運用性の重視・・・どのシステムでも使える汎用性(例:特定のシステムと互換性のあるタグのみしか使用できないなどは避ける)
5. 専門薬局分野を忘れない・・・特殊医薬品を適切に管理するために自動在庫更新や再注文の最適化
6. 職員の燃え尽き症候群の回避を考慮・・・費用対効果のみに着眼するのではなく、職員の業務負担の削減にも着目をする必要あり
今回は、薬局業界でのRFIDの導入について触れておりましたが、どの業界でも共通する内容であると感じます。
Beontag, Kumho Partner to Produce RFID-enabled Tires
⇒韓国の大手タイヤメーカーKumho社が、乗用車・商用車・レーシングカー用にRFID対応タイヤを導入されます。
製造からリサイクルまでタイヤのライフサイクルを追跡可能となります。
2028年以降に義務化される欧州のDPP(デジタル製品パスポート)にも対応します。
日本でもタイヤへのRFタグの埋込は進んでおりますが、タイヤのライフサイクルをトレースできるようになれば、交換時期や使用履歴などの情報も把握できるようになるので、より便利な生活になりそうですね。
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